3年間お世話になったなごやヘルスケア・アートマネジメント推進事業が、最後のサミット。
受講生として参加します!
https://healthcare-art.net/summit2023/
濃厚な学びを沢山与えてもらいました。
ヘルスケアアートとは?
(なごやヘルスケア・アートマネジメント推進事業から引用)
ヘルスケアアートとは、健康で持続可能な社会と人々のウェルビーイングを目指し、アートを活用して医療福祉施設などの環境ストレスを軽減し、人々の絆と生きる力を引き出す取り組みです。
ある時はクリスマスのマスキングテープを持って、保育園、障がい福祉就労施設、特別養護老人施設に突撃。お邪魔しました。
またある時は、患者さんの落ち着いた時のコロナ病棟で、デジタルアートのテストに参加させてもらいました。
そして今年は、救急外来でできることをグループで考えて、クリアファイルや、ポスターや、パーテーションの装飾や・・
沢山の機会を与えていただきました。
次々新しい学びや、課題を与えられ、まさに生徒の気分です。
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生徒・・と言えば昨年、限られたスケジュールで詰め詰めになってしまいましたが、
浜松未来総合専門学校の1年生と、
高齢者福祉施設の利用者さんの「思い出」や「好きなもの」をヒアリングして、
(会えないけれど)相手を想像して、イラストを制作しようと投げかけました。
学生のほとんどは、祖父母と暮らしておらず、高齢者福祉施設にも入ったことがありません。
コロナ禍で、もちろん利用者さんとは直接お会いすることができません。
スタッフさんへのヒアリングで、「壊れてしまってもよければ、立体の作品でもいいですよ」と聞いたためか、思いのほか、半立体や立体の制作物が多く、
私には到底思いつかないものが次々・・驚きました。
もっとアイデアを限って、テーマを限って、制作物も限って、導く方が良かったと思いながら、
それでも、ヘルスケアアートって
「考える人」も、その「居場所の利用者たち」も、「絆」や「生きる力」を感じるものであって欲しいから、
学生の制作、みんな持っていきました。
どれか1つでも、誰かの心に届きますように。
出てきたものに、まずゴメン、「なんでこうなった?!」と突っ込みたいものもありましたが、
1人1人の学生の話を聞けば、誰かの、思い出や、幸せになるキーワードを、ヒアリングから拾って作ったもの。
学生の書く小さな字のメッセージは高齢者の方には見づらいし、(オバハンでも見づらいし(TT;))
今日のタスクをひたすら必死でこなそうとしている私のような大人には、ちょっと見過ごしてしまうような着眼点で。
でも、号令出して描くイラストより、誰かを思って作ったものは、相手を思う創意工夫があって1つ1つ味わい深いです。
マネジメントの部分は、失敗も含めてまだまだ未熟な私が学んでいくしかないです。
課題は見事に残り、それを次の何かで生かせるように。