昨年の授業でヘルスケアアートになるような制作を・・と、学生に投げかけ、1人の学生が参加型アートのアイデアを出してくれました。
高齢者福祉施設のスタッフの皆さんや、そこで生活する利用者さんに参加してもらい、皆さんの手形をビビッドな色で取り、集めて、みんなで飾り、施設や顔を合わせる人たちの愛着を深めてもらえるようなものにしたい。というアイデアでした。
コロナの波ばかりがニュースを圧迫していた時期をすぎて、お世話になっている高齢者福祉施設でも、やっと家族の面会が5人まで認められるようになった春でした。
みんなで飾る・・まではできませんでしたが、ああしようか、こうしようか、と、時間をかけて取り組む学生たちが楽しんでくれているように見えたこと、学生たちの対応がとても頼もしかったことが嬉しかったです。
日々の業務に加え、コロナ対応も大変だったスタッフの皆さん、なかなかご家族と会えなかった利用者さんの話題に、すこしでも彩りを加えることができたら、嬉しいです。
学生たちの活動を園内でさせていただき、暖かく迎えてくださりありがとうございました。

手形で木を作るというヘルスケアアートの完成