コロナ禍2年、以前のように気軽に病院や高齢者福祉施設へ訪問ができない日々が続いています。
「コロナでできなくて・・」「落ち着いたら今度・・」なんて、ここ2年、何度言ったでしょう。
この「梅の花を届ける」は、ヘルスケアアートと呼べるものではないですが、
今できることを1つずつやっていこう・・という思いから、
「季節を感じることができるものを高齢者福祉施設の居室に届けよう」と実施してみました。

花器になった材料ですが、コロナ対策で業務が大変な状況に、福祉施設のスタッフの皆さんの負担にならない提供の仕方を・・と考えて、再利用や分別廃棄がしやすい素材を使いました。
竹の加工をしたのは初めてでしたが、比較的木工の初心者でも(^^;)扱いやすいと感じました。

上部の麻紐を画鋲ひとつにぶら下げるアイデアです。(画鋲が耐えられるのかテストもしました)
ガラスの花器は転倒したり、割れたりが心配で、おそらく居室に置いてもらうのは難しいだろう・・と考えて、気軽に身近で楽しめる花器はどんなものか・・というのが工夫した点です。

竹は竹林をもつ知人のお宅から分けていただき、梅は植木屋さんの土場から分けていただきました。
花を摘み、慣れない「生け花」をしたのが、思いの外楽しく、
梅の可愛らしい姿にこちらも癒され・・元気が出ました!

後日、ご協力いただいた高齢者福祉施設感想やお写真がいただけたら、報告致します。